地下資源としての温泉~麗人の湯の系譜~

  • 日頃、皆様に供している当店の温泉。

「麗人の湯」と呼ばれる温泉で、地下1000メートルまで掘削した井戸から汲み上げているのですが、この度研究機関に詳細な分析をしてもらう機会がありました。

通常、温泉分析表には温泉法で定められた成分が記載され、そのうち含まれている量が多い成分をピックアップして、「泉質」として表記しています。例えば当店の場合、ナトリウムイオンやカルシウムイオンが多いため、「ナトリウム-カルシウム塩化物温泉」といった具合です。

しかし、温泉水にはその他にもさまざまな成分が溶解しており、それらを精密に調べることで、地下深く、地球の内部の様子をうかがい知ることができるそうです。

18日には関西学院大、静岡大、三重県保健環境研究所の研究者の方が来館され、さらに詳細な分析のため温泉を採取されました。

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最先端の研究では、温泉水に含まれているメタンガスを分離し、発電を行う方法の開発もされているとのこと。資源の乏しい我が国にとっては、是非とも実用化していただきたい技術です。将来的にはスーパー銭湯にも、発電所が併設される時代が来るかも知れません。

ふだん何気なしに入っている温泉ですが、地球奥深くからやってきたと思うと、非常にありがたいものに感じられてきます。皆様もぜひ多気の湯で麗人の湯の浴感をお楽しみください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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